時代の曲がり角はこれからも続いてゆくのか

近所からレンタルビデオ店がなくなった。

以前には徒歩20分以内の所に数軒あったのだが、ビデオからDVD(BDを含めて)、さらに店頭でのレンタルからストリーミング配信へと形態が変化し、その速度に対応できなくなったからからかもしれない。

レンタルビデオの普及はテレビの出現で大きなダメージを受けていた映画産業に止めを刺し、映画配給の形は根本から変えられた。

名画座も次々に閉館し、スクリーンの数は激減してしてしまった。

長らくメディアの主役を務めてきたテレビも今やネットに追い落とされようとしている。

刷新的な技術が世の中を変えたことは珍しくはない。

かっての新聞、ラジオもそれまでの前近代的な情報技術を駆逐したが、雑誌を含む印刷物でさえもその存在理由を問われかねない事態に陥っている。

捨て去ること自体はそう難しいことではないのだが、時代の流れとはいえ、やはりむなしさと寂しさを感じざるを得ない。

先日、レンタル店のあった前を通ったが、無意識のうちにドアへ手をやっていた自分に気がついた。

ああ、やっぱり寂しい。